結婚式は人生の一大イベント。特にチャペルウェディングは、厳かな雰囲気の中で行われるため、新郎新婦だけでなく、参列者の服装にも細心の注意が必要です。今回は、チャペルウェディングにふさわしい参列者の服装についてのお話しです。
- 新郎新婦の意向を尊重する
まず第一に、新郎新婦が指定するドレスコードがある場合は、それに従うことが大切です。チャペルウェディングでは、フォーマルな装いが一般的ですが、新郎新婦の希望に応じて少しカジュアルな装いが許可されることもあります。 - 男性の服装：正統派はタキシード・モーニングコート
男性の正装としては、タキシードやモーニングコートが主流です。タキシードは昼夜問わず使える定番スタイルで、フォーマルな場にぴったりで、列席側の親族や、参列側の友人などどなたが着用しても問題ありません。一方、モーニングコートは昼間の結婚式にふさわしいとされています。新郎新婦の父親はモーニングコートを選ぶケースが非常に多いです。その他に略礼服と呼ばれる黒またはダークスーツでも問題ありませんが、必ずジャケットを着用し、シンプルかつ上品な装いを心がけましょう。 - 女性の服装：上品さと控えめを意識して
女性の方は、露出を控えた上品なドレスが基本です。特にチャペルウェディングでは、肩を出すドレスは避けるか、ストールやボレロを羽織ることが推奨されます。また、あまりに派手な色やデザインは避け、落ち着いた色合いのドレスを選ぶと良いでしょう。 - 季節に応じたコーディネート
結婚式の季節も服装選びに影響します。例えば、夏の結婚式では涼しげな素材を選びつつも、フォーマルさを損なわないことが重要です。逆に、冬の結婚式では、厚手のコートや上質なウール素材を使った装いで季節感を演出しつつ、寒さ対策も怠らないようにしましょう。 - 靴とアクセサリーの選び方
靴は服装に合わせたフォーマルなデザインを選びましょう。男性ならば黒の革靴が定番で、女性はヒールのあるパンプスが基本です。また、アクセサリーは控えめに。特にチャペルでは宗教的なシンボルもあるため、大ぶりの装飾品は避けた方が無難です。
チャペル内では控えめにして、披露宴では豪華なアクセサリーに変えるというのも良いかもしれません。
まとめ
チャペルウェディングに参加する際の服装は、フォーマルかつ新郎新婦の意向に合わせた上品な装いを心がけましょう。タキシードレンタルCOMでは、さまざまなフォーマルウェアのレンタルが可能ですので、ぜひご相談ください。
記事監修 イデアス株式会社
大阪市淀川区にて40年以上にわたり礼服の製造・開発に取り組んできた実績を受け継ぐ企業。
すべての縫製工程は日本国内で行われており、車椅子用のユニバーサルデザインモーニングコートや脚長効果のあるヒールアップシューズのレンタルサービスも展開。
結婚式や各種式典で使用されるフォーマルな衣装を、品質に強いこだわりを持ち提供。
執筆者 大谷真司 イデアス株式会社代表取締役
「タキシードレンタルドットコム」の最高責任者。
1990年 大阪の総合結婚式場において洋装部の責任者としてキャリアを開始。
1995年 全日本冠婚葬祭互助協会の2級冠婚士資格を取得。
1996年 法人向け貸衣装部の責任者に就任。
2006年 独立。宅配レンタル専門の「タキシードレンタルドットコム」を創業。
2016年 日本フォーマル協会のフォーマルスペシャリストゴールドライセンスを取得。
