表彰式服装マナー(女性編)
今回は、表彰式での服装マナーをご紹介します。社内の表彰式や、お子様の表彰式など、晴れの舞台はどのような装いで出かければ良いかわかりにくいですよね。おすすめの服装やNGポイントも併せて、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式ほど厳密なマナーはない
表彰式の服装マナーは、結婚式ほど厳密ではありません。だからと言って、カジュアルな装いで出かけると、会場で浮いてしまことも…。そこでおすすめしたいのが、フォーマルなドレスやワンピースでの出席です。一着でドレッシーな雰囲気をまとうことができる万能アイテム。結婚式や入学・卒業式に着ていけるデザインを選べば、コストパフォーマンスも良いです。なお、表彰式にドレスコードがある場合は、そちらに従いましょう。
おめでたい式典だからこそ、その場の雰囲気を崩さない装いで出かけたいですね。
表彰式の定番コーディネート
・ドレス、ワンピース
ハリ感のある素材や、レースのついたエレガントなドレス、ワンピースがおすすめです。
丈はひざ丈にすることで、フォーマルな印象を高めることができます。カラーは淡いパステルカラーがおすすめです。ネイビーやブラックは、表彰式で他の出席者と被ることも多い色。記念写真を撮った際に、暗い印象にならないためにも、明るい色が好まれます。
・羽織りもの
ドレスだけでも構いませんが、ノースリーブなど、露出部分が多い場合は羽織ものを着用しましょう。ボレロやショールのほか、社内の表彰式であればジャケットもおすすめです。
スタイリッシュな印象になり、ビジネスシーンでも映えます。
・アクセサリー
派手なものは避け、落ち着いたシックなアクセサリー、ジュエリーがおすすめです。
定番はパール。上品で落ち着きのある装いにぴったりです。
光り物を身につける際は、なるべく華奢でシンプルなデザインが良いでしょう。特に昼間の式典では、写真を撮る際に、アクセサリーがフラッシュを反射して、写りが悪くなってしまうことも…。マナーとして、派手なアクセサリーは控えたいですね。逆に、18時以降の式典であれば、光り物のアクセサリーも可と考えられています。
・靴
ヒールのある靴を選びましょう。ヒール部分が細く、5cm以上あるとよりフォーマルな装いになります。脚の形も綺麗に見せてくれるため、フラットシューズよりもヒールのあるパンプスなどがおすすめです。
・ヘアセット
ドレッシーな装いに合わせて、髪型をセットするのもおすすめです。特にロングの方は、アップヘアにすることで、よりフォーマルな印象が高まります。
ショートの方も、編み込みにしたり、巻いたりすることで、普段とは違った雰囲気に変えることができますよ。駅や式典会場の近くのサロンでセットしてもらうのもいいですね。
避けたい服装NGポイント
・黒一色のコーディネート
黒一色のコーディネートは、葬式を思わせるため、あまり好ましくありません。小物や羽織もので、色をプラスしてみてはいかがでしょうか。
・黒ストッキング
こちらも葬式を連想させるため、なるべく避けましょう。肌の色に近いナチュラルカラーのストッキングを選びましょう。
・過度な露出
露出が多い服装は、フォーマルな場にふさわしくないと考えられています。ノースリーブのドレスなどは、ボレロやショールを羽織り、肌部分を隠しましょう。
・大きめのバッグ
A4のファイルが入るようなバッグは、フォーマルな場では好まれません。小ぶりのバッグを用意しましょう。華やかさのあるクラッチバッグが人気です。
・サンダルやミュール
つま先のあいた靴は、表彰式などフォーマルな式典では避けましょう。スニーカーもカジュアルな装いのためNGです。
・デニム素材
カジュアルな印象が強いデニム素材は、表彰式では避けた方が無難です。
まとめ
表彰式用に服装を揃えるのは面倒に感じられるかもしれません。しかし、フォーマルな装いをすると気持ちも引き締まり、自信を持って出席できるはずです。人生の記念に残る表彰式だからこそ、しっかりとした装いで出かけてみてはいかがでしょうか。