結婚式服装マナー(女性編)フォーマルドレス
「結婚式に招待されたけど、どんなドレスを着ていけば良いの?」
「ドレスを着るときのNGって?」
お祝い事では、祝福するという意味があるので、できるだけ華やかな装いにしたいところ。でも、フォーマルな服装は、着こなしマナーが多いので悩んでしまうこともありますよね。そこで今回は、結婚式にドレスで出席する際の服装マナーをご紹介します。
ドレスの種類
ドレスにもいくつかの種類があります。もっとも格式が高い(正礼装)とされているのは、
・アフタヌーンドレス
・イブニングドレス
の2種類。名前の通り、昼と夜で使い分けるのが一般的です。
さらに、
・セミアフタヌーンドレス
・ディナードレス
・カクテルドレス
といった準礼装があります。主に結婚式では、この準礼装にあたるドレスを着用します。(パーティドレスとも呼ばれています)
それでは、着こなしのマナーをみていきましょう。
パーティドレスの着こなしマナー
・髪型
華やかさをプラスし、ドレスにも合うアップスタイルが定番。会場や駅の近くのサロンでヘアセットをしてもらうことをおすすめします。
・丈
膝丈、もしくは膝下くらいの丈のドレスを選びましょう。過度な露出があるものは、結婚式では避けた方が無難です。特に、昼の結婚式では露出は控えめにするのが一般的です。
・羽織もの
露出を控えるためにも、ノースリーブの場合は羽織ものをプラスしましょう。カジュアル感を出さないためにも、コットンやニット素材の羽織ものは控えます。華やかな印象になるものを選びたいですね。
・靴
なるべく細いヒールのついたものを選びましょう。5cm以上のヒールが好ましいとされています。ローヒールだったり、ヒール部分が太いと、カジュアルな印象になりがちです。ただし体調などを考慮し低いヒールを選んだとしても、失礼にはあたりません。
・バッグ
小ぶりなサイズのものを持ちます。華やかな印象のものがおすすめです。大きなバッグはカジュアルな印象になってしまうため、避けましょう。
・アクセサリー
派手すぎる装飾は控えるのがお勧めです。定番としてよく着用されているのは、パールアクセサリー。上品さと華やかさを兼ね備えた万能ジュエリーです。
要チェック!NGな着こなし
・白いドレス
NG例として有名なのが、白いドレス。結婚式では、白色は新郎新婦だけのものと考えられています。ゲストは白色の服装は避けましょう。
・全身黒のコーディネート
葬式を連想させるため、手袋やコサージュなどすべて黒のコーディネートは避けた方が無難。黒を着用する場合は、羽織ものやバッグ、コサージュなどで、華やかな色をプラスしましょう。
・毛皮素材のコートやストールなど
毛皮は動物の殺生を想起させるため、近年では好まれない素材と言われています。なるべく控えたほうが無難でしょう。
・カラータイツ
フォーマルな式の印象を崩さないためにも、カラータイツは避けたいところ。ただ、最近は奇抜過ぎない色のストッキングであれば許容範囲とされています。他の方々に不快感を与えない程度に気を配りましょう。
・腕時計
「帰る時間を気にしている」といった印象を与えないためにも、結婚式では腕時計はNGとされています。
・揺れるイヤリング、ピアス
昔は「家庭が揺れる」ことを連想させ、縁起が悪いと考えられてきました。しかし近年は、それほど気にしない方が増えて、結婚式や披露宴などで見かけることもありますので、TPOに合わせて選ぶことをお勧めします。
まとめ
今回は結婚式にドレスで出席する際の着こなしマナーをお伝えしました。大切な人への祝福の場だからこそ、しっかりとマナーを守った装いで出席したいですね。
ぜひ参考にしてみてください。