タキシードのおしゃれな着こなしのポイント
パーティなどでビシッときめたいときにおすすめしたいのがタキシード。
大人な装いで、着るだけで気持ちも引き締まります。
ですが、日常では着る機会もない上に、着こなしにも決まりが色々あり面倒に思う方もいるかもしれません。そこで今回は、タキシードの着用マナーとおしゃれに着こなすポイントをご紹介します。
タキシードとは
タキシードは夜の正礼装とされています。ディナージャケットや、スモーキングと呼ばれることもあります。近年は夜だけでなく昼から着る方も増えてきました。それに伴い、カジュアルに着こなすなど、着用パターンの幅も豊富に。そのため、タキシードは着る機会が多く最もポピュラーなフォーマルスーツとなっています。
主に
・結婚式や披露宴
・パーティー
・「ドレスコード：ブラックタイ」と指定されているパーティー
などで着ることが多いです。
タキシードの基本的な着用マナー
・ジャケット
シングルのショールカラーや、ピークドラぺルが一般的です。フォーマルな場では、お尻が隠れるほどの丈が好ましいとされています。
・パンツ
「側章」という脇に拝絹（光沢のある素材）または黒のモールが、縦に1本縫い付けられているパンツを着用します。裾は必ずシングル。
・シャツ
色は白で、襟はウイングカラーが好ましいと考えられています。前立ては比翼仕立て（隠しボタン）またはスタッドボタンで留めるタイプ。袖口はシングルカフスまたはダブルカフスのものを着用しましょう。
・タイ
「ブラックタイ」という名前の通り、黒色蝶ネクタイが正式です。
・カマーバンド
一般的にはカマーバンドを着用します。代わりにベストを着用しても問題はありませんが、カマーバンドの方がウエスト周りがすっきりし、ドレッシーな装いになります。着用する際は、ひだが上向きになるようにしましょう。
・ハンカチ
白のチーフを胸ポケットに挿しましょう。折り方はスリーピークスやTVホールドが基本です
・ベルト
タキシードでは、ベルトはNG。黒のサスペンダーを使って着用しましょう。
・靴
タキシードを着る際は、エナメル素材のシューズがおすすめです。
・靴下
黒色の無地で足首が隠れるもの。
おしゃれに着こなすポイント
・クレリックシャツを着用する
ややカジュアルなパーティーでは、白色以外のシャツを合わせるのもおすすめです。クレリックシャツ(襟部分が白色で、他は柄やカラーがついたシャツ)は1枚で華やかな印象になるアイテム。イギリスのチャールズ皇太子が着こなしていたことでも話題になりました。
・デニムと合わせる
カジュアルなパーティーや、仲間内だけでのパーティーではデニムと合わせる方もいます。
例えばアンディ・ウォーホルはタキシードジャケットにジーンズを着用していました。
デニムシャツを合わせるのもgood。カジュアルになりすぎないよう、ウイニングカラーのデニムシャツを着用してみてください。
・ネクタイをクロスタイにする
カジュアルなパーティの場合はクロスタイなどでオシャレを楽しむこともできます。
着こなしの幅が広いタキシード
着ていく場も多く、着こなし方もバリエーション豊富なタキシード。大人の嗜みとして、さまざまな組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。「普段とは違うタキシードを着てみたい」という方には、タキシードレンタルもおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。